6:50 松の木峠出発 曇り 気温13度
レンゲツツジ |
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10:20 林道終点(新五郎畑)
10:55 林道終点
12:35 尾根へ
13:10 相波峠
14:15 鬼ヶ城山
14:50 稗原峠
15:50 イシキド峠
16:10 松の木峠
ナナカマドの咲き残る松の木峠から、ジグザグ道の434号線をしばらく下ると鎖止めの林道がある。林道入り口のマタタビは葉が白くなっているが、花はまだ小さなツボミである。スギ、ヒノキの林道を上がった。スギに巻きついて花が咲いているのはツルアジサイ、まだツボミはイワガラミのようだ。
吉和地、ヒヨリ谷の水源を過ぎた先に「作業道ようたあ線」の標柱がある。コジャノメが留まっていた。コガクウツギ、コゴメウツギの花がまだ多い。谷の水源はワサビが栽培されている。この林道はワサビ田管理の林道でもあるようだ。林道の開けた所から宇佐辺りの町が見える。アサガラの花がぶら下っていた。
鬼ヶ城山登山口の道標がある。稗原峠へ上がる道である。その先のハシガ谷の水源の西側の尾根に降りてみた。スギ林の下にウグイスカグラが一本あった。周辺には見当たらない。小さな青い実を付けていた。少し先の林道下にも数本のウグイスカグラがあった。林道沿いはスギ、ヒノキの植林帯だが、日が入ってくる林道の縁の林下にウグイスカグラがあるようだ。
岩に座って休んでいると、足下にイチゴのような実が見えた。地面に近づいてよく見るとハンショウズルだった。林道の崩壊したところから西側の林間が開け、竜ケタキの岩崖と茅帽子山が見える。
林道下10mほど山の斜面を、林道の終点に向かって歩いてみた。コバンノキが赤い花を付けていた。約20本ほどのウグイスカグラがあった。林道終点から尾根を下った広葉樹林下にウグイスカグラの群生地がある。
林道終点から西の尾根を下った。林下にはコバノフユイチゴの白い花が咲き乱れていた。スギ林を下り、涸れ沢のホソバラノ谷を渡って、2万5千地形図にある林道の終点に出た。舗装された林道を少し下ると、「段ノ原線」の林道が上がっている。コアジサイのツボミが出ている。高速道に出ると、先週までツボミだったウツギが一斉に開花していた。
高速道を潜り、車道を上がる。スイカズラが咲いている。山の斜面がマタタビで、花が咲いたように真っ白になっていた。高速道の上を通る柏原橋を渡った。舗装された道が山腹へ上がっている。この道は途中から、2万5千地形図にある道とは違う新しく作られた道のようだ。
通行止めの看板のある所から少し進むと、道が南方向へ向かっていたので、その辺りから尾根へ上がった。ほどなく南から上がってくる登山道と合流。北へ進むと、まだ新しい831四等三角点(馬山)に到着。そこからまもなく相波峠に着いた。
相波峠の西側の道はササが茂っている。東側に道が続いている。北の尾根を上がった。そこからはササの薮であった。少し上がると道の分岐に出た。分岐の西側から平岩越へ道が通じているようだ。平岩越を通れば飯山まで近い。
ササ薮の尾根を上がった。林の開けた所で南の山が見えるが、見通しは悪い。相波峠から1時間ほどで鬼ヶ城山に到着。山頂から40分ほどで稗原峠。峠から山道を東へ少し進むと北側への踏み跡がある。874四等三角点(稗原峠)の東を通り、踏み跡が終わると、ササ薮を少し登り875ピークに出る。そこから県境尾根の林の平坦地を通り、突然開けた所に出ると牧草地だった。冠山から寂地山へ続く尾根が見える。
牧草地をイシキド峠に向かって進む。牛糞を撒いた牧草地は小バエが多い。東側の林道に進んで迂回した。牧草地にはカシワの大きな木がある。レンゲツツジの咲く丘に「冠高原のレンゲツツジの大群落」の石碑があった。
牧草地の林道ををイシキド峠まで上がり、県境尾根を進むと834三等三角点(万草ヶ原)に出た。そこは冠高原スキー場の草原で、すぐ下が松の木峠である。
ツタウルシ |
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ウラジロノキ |
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コジャノメ |
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サカハチチョウ |
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グミ |
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カシミールデータ
総沿面距離15.0km
標高差541m
グミ |
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区間沿面距離
松の木峠
↓ 4.0km
林道終点(新五郎畑)
↓ 6.0km
相波峠
↓ 0.9km
鬼ヶ城山
↓ 4.1km
松の木峠
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