瀬戸滝 |

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中ノ谷 「白糸の滝」
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林道西から見た京ツカ山
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京ツカ山登山口 |
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トリゴエ谷 しいたけ? |
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三角点から僅かに見える十方尾根 |
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6:40出発 晴れ 4℃
早朝でまだ駐車場に車はない。新しく整備された瀬戸滝の登山道を登る。崩壊していた溪を渡る橋は架けかえられていた。
7:20瀬戸滝上部
滝の右側から滝の上部へ登る。昔は瀬戸滝上流部の山の管理のため、多くの人が出入りし、滝の上への径はしっかりしていたのだが、今は荒れている。下からは見えない上段の滝はきれいなシャワーを描いていた。
8:10中ノ谷入口
今日は溪を歩くのでスパイク付の地下足袋を履いた。少々の滝も乗り越えることができるし、岩の上でも滑りにくい。
中ノ谷の入口から尾根筋へ登るとカーブミラーのある林道へ出る。中ノ谷の入口は倒木などで歩きにくいが、中に入ると林道直下まで歩きやすい溪が続いていた。林道に近づいた所で、右の谷から高さ30mほどの白糸のような滝が現れた。林道工事で中ノ谷の水源部が大崩壊していると「西中国山地」(桑原良敏)にあるが、長い年月の間に洗い流されたのか、崩壊の痕は見られなかった。
10:22下山林道峠西 休憩
溪の水流がなくなるとそこから上は潅木だった。50mほど登ると林道に出た。雨量観測局から150mほど南東に寄った地点だった。下山林道峠を経て峠西へ。ここからの眺めはいつ来ても素晴しい。
10:57出発
休憩していると、大きな音の出るクマ除けの鐘を鳴らしながら登山者が林道を登ってきた。下山林道の入口に車を止めて登って来たという。黒ダキ山へ登り、十方尾根をロクロ谷側へ降りる予定とのこと。林道峠西から十方林道に向かって、谷を降りた。
11:44十方林道
しばらく支谷を下ると1142峯から十方林道へ伸びる五月谷へ合流。五月谷は潅木もなく歩きやすい。45分ほどで林道に出た。そこから15分ほどで京ツカ山登山口。
12:04京ツカ山登山口
橋の左側に赤テープを巻きつけた登山口がある。径に沿って登るとすぐに径がなくなる。溪へ降りて溪づたいに登った。溪の分れや要所にある目印のテープが残っているかぎり迷うことはない。
頂上手前300m付近からヤブ・倒木が多くなる。迷わず溪に沿って歩く。溪がなくなると、その先に目印がある。そこから程なく頂上。14時20分頃、テープを3重巻きにした目印のある頂上付近にいたのだが、肝心の三角点が見つからない。30分ほど右往左往して結局そこから40mほど南よりのところに三角点があった。背丈を越える笹と目印が途切れているため見つけにくい。
14:51京ツカ山三角点
三角点の周辺に風雨で飛ばされた目印の残骸が落ちている。三角点の石柱は伸びた笹で隠れそうになっている。ここからかろうじて十方の尾根筋が確認できた。三角点の周りの笹を切って写真を撮った。すっかり遅くなってしまった。大急ぎで下山した。
16:10京ツカ登山口
細見谷を下って、瀬戸滝までかえるのだが、日が落ちる前にオオリュウズを越えたい。
16:38祠
十方林道沿いにある祠の右側から細見谷へ降りる。谷へ降りると大きな水鳥が二羽驚いて飛び立った。溪を渡るとすぐに大堰堤。溪沿いにピッチを上げる。
19:15 ホトケ谷
19時前オオリュウズ、すでに薄暗くなっている。写真を撮りたいがタイムアウト。オオリュウズをこえてホトケ谷に出たのが19時4分。暗くなってこれ以上溪を歩けない。ホトケ谷からジクザクに斜面を登り、黒ダキ山への尾根に出て、クロダキ谷へ降り、急斜面を登って林道へ出たのが19時33分。星夜の暗闇の中、林道をゆっくり歩いた。ライトを持ってなかった。
21:07瀬戸滝登山口
20時47分立野到着。キャンプ場は明かりがついて大勢の人で賑やかだった。キャンプ場で顔を洗い水を飲んだ。細見谷川と吉和川の合流点では、明かりを照らしたボートを浮かべている。魚でも取っているのだろうか。そこから20分ほどで出発点に到着した。
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瀬戸滝 上段の滝 |

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中ノ谷水源部
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十方林道で |
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トリゴエ谷の小滝(二段滝) |
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京ツカ山 三等三角点 |
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祠 細見谷へ降りる地点 |
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