山歩き

細見谷…十方林道…十方山 2001/9/24
  • 細見谷:広島県佐伯郡吉和村細見谷

    中国道から立野キャンプ場へ。
    キャンプ場には数張りのテント。

    6時15分キャンプ場を出発。20分ほど林道を歩き、沢に下りる。
    7時30分ニの谷、8時50分大竜頭。万歩計は4800歩。
    大竜頭の手前のホトケ谷から林道に出ることができる。

    1991年9月27日の19号台風で、谷のあちこちで崖が崩れた。
    大竜頭の上部も大きく崩れ、竜の頭が欠けてしまった。
    滝の中にある岩は崩れた結果残されたもの。

    大竜頭からSゴルジュ辺りは、天然のゴギやアマゴが生息している。
    漁期間は4月1日から8月30日まで。鑑札が必要。

    10時5分Sゴルジュ。
    水が少なく、Sゴルジュの逆巻く流れは、平穏だ。
    ジェット機の轟音が響く。米軍機の低空飛行か。
    数回、轟音を聞いた。

    11時大堰堤。ここから林道まで僅かだ。
    11時20分林道との合流点。10400歩。
    しばらく休憩。

    11時50分十方林道を歩く。
    林道の真中に、工事用の目印の杭が打ち込んである。
    十方山(吉和村)と恐羅漢山(戸河内町)に挟まれた地域に、現在大規模林道を建設しつつある。
    広島県のホームページでは「高い公益的機能を持つ森林の造成と 活性度の高い林業地帯の発展」のため、大規模林道を建設するとしている。
    私は林道をときどき歩くが、ほとんど交通はない。ツーリングのマウンテンバイクや四輪駆動車と数台すれ違うくらいだ。大規模林道は自然を破壊するだけではないか。

    この一帯にはブナがたくさん残っており、ツキノワグマやクマタカも棲んでいる。
    太田川の水源地であり、清らかな渓流が流れている。

    自然のまま残してほしい。

    13時35分水越峠。20400歩
    13時45分十方山登山口。21200歩
    14時50分十方山頂上。25500歩
    連休の晴天に恵まれて、何組かの集団登山に出くわした。

    15時10分下山
    17時瀬戸滝側登山口。35700歩
    17時25分立野キャンプ場。37900歩

    健脚のつもりの私だが、足が棒のようになって、クタクタだった。
    久しぶりの細見〜十方を無事歩き通した。

 

ホトケ谷

 

V字谷(後方が大竜頭)

 

V字谷

大竜頭

 

大竜頭(滝の上から)

 

カンネワラ谷

 

Sゴルジュ

 

大堰堤

 

左が細見 右がオシガ谷

 

十方林道

 

林道沿いのススキ(水越付近)

 

十方山登山口

 

頂上

 

頂上から南方を望む

 

カシミール3Dデータ

総沿面距離21.5km 標高差803m

区間沿面距離
立野―オオリュウズ 2.8km
オオリュウズ―十方林道 3.3km
十方林道―水越峠 6.4km
水越峠―十方山 3.0km
十方山―瀬戸滝登山口 4.4km
瀬戸滝登山口―立野 1.6km

 

 

女鹿平山上空3328mから撮影 カシミール3D(22mm画角75°カメラREX)

 
登路(「カシミール3D」+「地理院地図」)